毎日丁寧にブラッシングすることはもちろんですが、歯科医院で虫歯・歯周病の専門的な予防処置を行っていただくことで、より効果的にご自身の歯を守ることができます。
「抜かない治療」「削らない治療」を重視する勝どきの歯医者「新井歯科医院」では、予防歯科と定期検診の積極的なご活用をおすすめしています。「痛くなってから」の治療では、時間も費用もかかってしまいます。「痛い思いをする前に」歯医者でしっかり予防しましょう。
今日、多くの日本人が80 歳までに20 本以上の歯を失っており、平均すると7～8 本程度しか残せていません。歯を失う原因は事故などではなく、ほとんどが虫歯と歯周病です。虫歯や歯周病は適切な治療により改善できますが、歯を削るなどの治療によってダメージを受けた歯は欠けたり折れたりしやすくなり、結果として寿命が短くなってしまいます。
治療を行ってもダメージを受けてしまうのであれば、治療が必要ない健康な状態を保たなければなりません。そのために効果的なのが「予防」です。定期的に適切な予防を行うことで虫歯や歯周病の発症を防げれば、歯はダメージを受けずに済みます。ご自身の歯を生涯にわたって維持し続けるために、予防歯科で虫歯や歯周病にならない口腔内環境を手に入れましょう。
- PMTC（クリーニング）
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ご自宅でのブラッシングでは落としきれないプラークやタバコのヤニなどの歯の表面汚れを、歯科医師や歯科衛生士が専用の機器を用いてキレイにクリーニングします。歯の表面を研磨し、最後にフッ素塗布による歯のコーティングを行うため、虫歯になりにくい状態を保つことができます。
- ブラッシング指導
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実は、ほとんどの方が正しくブラッシングできていないのが現実です。そこで歯科衛生士が、一人ひとりのお口の状態に合ったブラッシング方法を指導します。ポイントは、5～10分程度かけてなるべく丁寧に1 本1 本磨くこと。毛先を歯周ポケットに入れ、細かく振動を与えるように磨きましょう。
- スケーリング（歯石除去）
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歯の表面に付いたプラークをそのままにしておくと、一部が石灰化して歯石となります。歯石はブラッシングでは取り除けないため、スケーラーという専用の器具を使用して取り除く必要があります。がりがりひっかくようにしながら取るイメージですが、歯が削れることありません。ご安心ください。
- ルートプレーニング
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スケーリングだけでは取り除けない歯ぐきや歯周ポケットに隠れた歯石やプラークを取り除き、再び汚れが付着しづらいように歯の表面をなめらかに仕上げる処置です。ごく初期の歯周病であれば歯ぐきの炎症を抑えることが期待できますが、生活習慣やブラッシングの改善も合わせて行う必要があります。
虫歯や歯周病はある程度進行するまで自覚症状がほとんどないため、なかなか気付きにくい病気です。そのため、定期的にプロの目によるチェックを受ける定期検診が早期発見の鍵になります。口腔内の健康は全身の健康にもつながるため、定期検診の習慣を身に付けておきましょう。
痛くなる前に行きましょう
痛みを感じた段階では、症状がかなり進行していることがあります。状況によっては手術や抜歯が必要になってしまうケースもあるため、痛くなる前に歯科医院へ行くようにしましょう。
意識を高く保てます
なんとなく意識しているだけだと、虫歯や歯周病に対する危機感が低下したり、徐々にブラッシングが雑になってしまったりするでしょう。定期検診を受けることで、歯の健康に対する意識を常に高く保てます。
経済的負担も少なくなります
痛くなってから高いお金を払って大がかりな治療を行うよりも、予防に努めて治療が不要な状態を維持するほうが、長期的に見れば経済的負担が少なくなります。
